2018 May
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美しいカバーの住宅建築、阿部勤氏と室伏次郎氏の対談で始る「建築と出来 事」。父の坂倉事務所時代の友人でもあり、父の設計による私の育った家も ご 紹介下さり懐かしい気持ちで拝見する。 |
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住宅建築のバックナンバー、といっても私が子供の頃。我が家の取材にはなぜか いつも私が出ていて、無機質なモノトーンの建築オンリーのベージが続 く中、 突然カラーで子供の私が無邪気に遊ぶ写真・・・、なんとも不思議な構成に今さ ら驚く。撮影の時、写真家の村井先生が優しく指導して下さった ことも忘れら れない思い出。 |
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住宅建築6月号発売記念講演、阿部勤氏と室伏次郎氏の対談「建築と出来事」に 伺う。父の坂倉建築事務所時代からの友人であり、お話も何となく親し みやす く。坂倉事務所から一緒に独立され、長きに渡り同じ経歴を歩みながらも「お互 いに独自」の建築を作り続けて来た、というあまり例をみない関 係のお2人。 対談のようでもあり、絶妙なコンビネーションが生む独特の「間」がなんとも心 地よい。 |
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主人が長い時間をかけて取材を重ねてきたアドルフ・ロースの特集号、ようやく 刊行の運びとなってとても嬉しい。写真を見ると一緒に訪れた時のこと を思い 出し、本当に長い間ひたすらロースを追ってウィーン、プラハと車を飛ばした 日々が蘇る。 |
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内藤廣氏の最初の作品であるギャラリーTOM、コンクリートの肌感が何とも時 代を感じる素敵な味わいのある空間。展示されている安田侃氏のまろや かな質 感の彫刻とのコントラストも面白い。 |
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チェコ人の建築家、アドルフ・ロースの特集号の出版記念の展覧会。主人のゼミ が総力を上げて制作した迫力の模型が並ぶ。細かいところまで実によく 出来て 居て、まるでその建物を訪れたかのような疑似体験。私は実際に訪れたけれど、 こうして模型を見て初めてその空間全体を俯瞰できるのもまた新 しい発見。 |